ITエンジニアは、手に職を付けることが非常に難しい職業だと思うのです。
プログラミング等を
本格的にやっていた期間が少ない、
まだ学生で、企業に入社していない者が
言うべき話ではないんですが
タイトルの通りだと思うのです。
まず、手に職とは
職業または職能を自分のものとすること。生計を立てるための仕事、あるいは、仕事に就くための技能や資格を、獲得すること。
引用:手に職をつけるとは - 日本語表現辞典 Weblio辞書
となっています。
しかし、個人的には
- 企業によってやることが違う
- 次々と新しい技術がでてくる
- 必須資格がない
という理由で、ITエンジニアで「手に職を付ける」のは
とても難しいのではないかと感じるのです。
(まあ「手に職を付ける」こと自体が難しいからなあ...。)
企業によってやることが違う
WEB、SIer、社内SE....で、やることが全く違うことが
1番に挙げられます。
私が就職するSIerでも、上流過程を主に担当する企業なら
SEでもプログラミングをあまり触らない
という話を聞きます。
次々と新しい技術がでてくる
ご存知の人も多いと思うがIT業界はドッグイヤーと呼ばれており、1年あれば他の業界に比べて7年分の技術進歩が進む業界だ。 だから仮に今、身に付けている開発手法や言語などは、数年後には必要とされていない事も充分に考えられるからだ。
この記事に出てくる通り
IT業界は年々新しい技術が生まれていきます。
プログラミング言語を例に出すと
バージョンが変わると、記述方法の変更が出てきたり....
ITは、めまぐるしく変わるのです。
>>職業または職能を自分のものとすること。
上記のことから言えば、「確実」に自分のものにすることは
常に勉強する必要があります。
必須資格がない
私が手に職だと思う職業を挙げてみましょう。
- 管理栄養士
- 薬剤師
- 調理師
- 看護師
- 管理美容師
他にもございますが
全て業務独占資格(薬剤師)・名称独占資格(調理師・管理栄養士・看護師)・必置資格(管理美容師)
に当てはまる、資格を取得しないと従事することができない職業です。
ITエンジニアは
そういった資格を
取得しなくてもなれちゃう仕事です。*1
>>生計を立てるための仕事、あるいは、仕事に就くための技能や資格を、獲得すること。
ITエンジニアは、上に書いた
資格を取得しないと従事することができない職業よりも
「仕事に就くための」技能や資格は獲得しにくいと思います。
その代わり、ITエンジニアになるハードルは他の専門職より低いです。
学校に行かなくとも、未経験や独学で就職はできます。
まとめ
この記事を書いたきっかけは
ぁたまょゎそぅ… pic.twitter.com/Rpk5gzrnGw
— フーム (@F___u___u___m) 2018年1月8日
この広告があったからです。
まあこれはプログラマーですが
移り変わりが激しい職業で「手に職」なんて軽々しく書くのって
と個人的にモヤモヤしちゃったので書いてみました。
IT界隈の方をフォローしていて思うことなのですが
あの業界は、根底に「PCが好き」「技術が好き」とか
そういった人が手に職を付けられるような気がしてなりません。
私ももっとプログラミングが好きになれるように頑張ります。
あと、基本情報の勉強もします....。